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小Lママpakeの日常生活&上海の思い出 (2006/08~2008/05)


by pake_93
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三亞遊記―南田溫泉―

三亜には何箇所か温泉もあります。
その中でも一番施設が整っていて有名なのが「三亚珠江南田温泉度假区」。
「神州第一泉」(中国一の温泉)と名高い南田温泉は三亜市街地から車で30分、
亜龍湾から車で25分の場所にあります。

大东海の珠江花园酒店からと
亚龙湾の天域度假酒店、金棕榈度假酒店から無料シャトルバスが出ています。
亜龍湾からは16時と21時の二往復だけど、
大東海からは一日何便も出ています。




亜龍湾からバスで大東海へ移動したあと、
10:40のシャトルバスに乗ろうとホテルへ。
駐車場に停まっているバスに乗り込んだら、満員。
立ち客までいます。
うーん、でもこれの後は午後だし、30分なら立ったままでもいけるか…と
乗り込みました。
バスの中は中国人客のほか、ロシア人客があちこちにいます。
立った場所の隣の席に座っていた親子連れの人が
少しお尻をずらして、子供が腰掛けられるよう席を空けてくれました。

やっぱりこういうところは中国人は優しいですね。

「学校は?」と聞かれたので
(中国には春休みが無いので、通常小Lの年の子はこの時期学校へ行ってるはず)
「この子、日本人で今は学校休みなのよ。」と答えます。
三亜に来てから何度もされている質問。
始めは「彼は日本人で上海で日本人学校に通っていて、
日本は4月から新学期なので、今は春休みなの。」と
バカ丁寧に説明していたが、段々回答がいい加減になっていく…。

11時過ぎに温泉につくと、かなりの人がいます。
ここはホテルもあって、日帰り利用者と宿泊の利用者がいます。
この時間帯だから、宿泊後、今から帰る客でしょう。
ツアーで来ている人たちもたくさんいました。
チケットの窓口は個人客とツアー客で分かれています。
入場料は168元、マッサージなどのオプションをつけると更に高くなります。
(入場後、費用別途で申し込み可能)

私たちは宿泊していたホテルですでにチケットを割引価格(98元)で購入していたので
一番右のチケットを持っている人向け窓口に並び
一人200元の保証金を支払い、ロッカーの鍵を借ります。
園内での消費はこのロッカーキーの番号で精算し
帰るときに、保証金の領収書を渡すと、
そこから消費した分が引かれて保証金が戻ってくるシステムです。

息子と更衣室前で別れ、
私は女性用更衣室へ。
入り口でまずバスタオルをもらい、自分のロッカーを探します。
結構大きめのロッカーなので荷物も余裕で入りました。
サンダルも借りて、水着に着替え、荷物をロッカーに入れ、バスタオルを持って外へ。
このとき、うっかりして日焼け止め塗るの忘れ、日焼けしちゃったんだよな…。
海やプールじゃないからって、日焼け止め忘れずに…。

三亞遊記―南田溫泉―_c0090374_1626587.jpg

敷地はかなり広く、いくつもの温泉が点在していて
自分の好きな場所に入ります。

丁度、箱根のユネッサンのような感じ。
水着で入る温泉ランドです。
うちの息子、ユネッサン大好きですから。
当然、大喜びです。

園内はお客さんが結構入っており、
中でも目立つのがロシア人観光客。
韓国人のツアー客も大勢いました。
ここでも日本人と思しき人は見かけず。

三亜に来たら、絶対やりたかったのがこれ。
フィッシュセラピー。
三亞遊記―南田溫泉―_c0090374_16251032.jpg
温度が少し低めの温泉に5cmほどの魚がたくさん入っています。
そこに入って、魚を驚かさないようじーっとしていると
足や指先などの皮膚の硬いところに魚がどんどん集まってきます。
この魚、地元では「亲亲鱼」と呼ばれており、
皮膚の角質を食べてくれるんだとか。
でも、とにかくくすぐったい

あちこちで「うわあ」とか「ひー」とか叫び声が上がります。
くすぐったがりには辛い温泉です。

効果のほどは…、魚一匹が小さいからねぇ。
あんまり食べてくれていないような…。

でも話題性だけは抜群のお風呂です。
三亜にはここ以外にも何箇所かありますので
行きやすい場所で是非!

三亞遊記―南田溫泉―_c0090374_16222650.jpg
子供用の遊び場も2時から使えるようになりました。
(それまで清掃中だった)
ここでバスの中で席に座らせてくれた親子に再会。
息子は彼らの子供と一緒に水鉄砲したり、滑り台したりと遊びまくりました。
そのうち、別の子供達も加わり、4人ぐらいで追いかけっこしたり…。
もちろん、その間、息子はボディランゲージで会話です。

そのうち彼らが帰ってしまい、
仕方なしに一人で遊んでいた息子。
急に上に頭を上げたら、鉄製の水鉄砲に頭が当たってしまい
額を切ってしまいました。

泣きながら戻ってきて、傷の様子を確かめていると
すぐに遊び場を管理するスタッフが気付いて
医務室へ連れて行ってくれました。

傷は1cm位ほど、深さが2mmほどで血が出ています。
医務室の女性医師が消毒してくれました。
医師から「彼、英語は?」と聞かれ
「英語も話せません」と答えると
「あなたはガイド?それともお母さん?」
「母です。」と答えました。

「あぁ、なら良かった。
傷は小さいからそのうち血は止まると思うけど、何日かは水に濡らさないで。
血が止まらないようなら、絆創膏を貼りたいけど、
髪が生えているから剃らないと貼れない。
私は自然に血は止まると思うし、
毛を剃ってしまうと学校行ったときかっこ悪いから、このままでも良いと思うんだけど。
それに絆創膏を貼らないで通気をよくしたほうが、感染しにくいし早く治ると思う。」
と説明してくれました。

結局、絆創膏だけもらってそのまま温泉に戻ることに。
頭を濡らさなければ、温泉に入るのは構わないと言われたし。
当然、子供の遊び場は上から水が降ってくるのでもうダメ。

他の温泉を楽しんだり、ハンモックでお昼寝したりしました。

中にはレストラン一箇所と飲み物スタンドが二箇所ほどあります。
お昼はレストランで一人98元(子供半額)のBBQバイキング。
肉や魚、野菜、などが串に刺さって焼かれています。
焼きパイナップルがとにかく美味しい!
他にエビや貝を茹でたのとかも食べました。

飲み物スタンドでは椰子を買って、温泉に入りながら飲む!
三亜では色んなところで椰子を売っています。

帰りは20時発の亜龍湾行きシャトルバスで帰るつもりだったので
夕飯を食べてから…と思いましたが
お昼と同じは嫌だったので、スタッフに聞いたら
門を出て歩いて2~3分の場所に中華レストランがあるというので
先に服を着替え、帰る準備をしてから、出口を出てそちらへ。
パイナップル炒飯と四角豆というこちら特産の野菜の炒め物を食べました。

20時発のシャトルバスは宿泊していたホテルの隣のホテルまで送ってくれるので
それに乗って帰途に着きました。
帰りはちゃんと座れましたよ。

息子の傷は次の日には血も止まり
今はすでにかなり良くなってきています。
やっぱり若いと治りが早いわよねー。

トラブルはあったけど久々の温泉でリラックスしてきました。
by pake_93 | 2007-04-09 17:43 | 旅行記