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小Lママpakeの日常生活&上海の思い出 (2006/08~2008/05)


by pake_93
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九寨沟·黄龙5日游―九寨沟/日则沟区段―

前日、諾日朗服務中心から下を見て回ったものの
実は時間切れになってしまい、
続きは次の日に持ち越しとなってしまっていた。

そして翌日、
まずはその翌日に行く黄龍行きのバスチケットを購入してから
九寨溝溝口へ。

なんだか、今日は前日と比べ物にならないほどの人ごみ。

それもそのはず。
この日は5月2日だから。

中国は5月1日から連休。
この九寨溝へ来るにはまず成都に行き、そこから飛行機かバスが一般的。
重慶や西安からも飛行機がありますが本数が少ない。

つまり連休始めの日は移動のみで
実質的にはその翌日から観光というパターンになる。
なので昨日の夕方頃に九寨溝に着いた人たちが
今日、九寨溝観光に押し寄せてきていたということ。
特に翌日の無料入場が出来ないGWは
朝から来て一日で観光を終えようとする人たちでいっぱい。

この日の入場券は旅行社を通じてすでに予約済み、代金も支払い済みなので
チケット売り場で予約番号を伝えて、チケットをもらった。




入場するとバス待ちの行列が出来ていて
次から次に来るバスに係員がどんどん乗せていく。
係員に促されて乗ったバスはほぼ満員状態だったので
一番後ろの座席に座った。

昨日、则查洼沟側は見たので、
今日は诺日朗服务中心で乗換えて、日则沟の先端にある原始森林まで行けばいいわけだ。

バスは昨日と同じ道を通って行く。
そして、昨日は乗換案内のあった「诺日朗服务中心」の原始森林のバス停を通り過ぎた。

え???

そして昨日のバスが停まった「長海」行きバス乗り場もそのまま通り過ぎる。

なんで????


実は、この入り口からのバス、
基本的には直接、終点「長海」まで行くものだったよう。
昨日はまだ人も少なかったから、アナウンス自体も丁寧だったのが
今日はたくさんの観光客なのでとにかく運んでおこうという感じ。
それに昨日は丁度お昼ご飯時だったので、
ガイドや運転手も私たちを诺日朗服务中心で下ろし、食事を取る予定だったらしい。
まだ、前のほうの席ならガイドに聞くこともできたのだが
今は一番後ろの席の一番ガイドから遠い席に座ってしまっている。

それでもまだ旦那と「仕方ないねー。長海で折り返しのバスに乗って戻ろう。」と話していた。
長海の下の「五彩池」バス停付近で数珠繋ぎに並んでいる空車の下りバスを見るまでは。

……「もしかして、長海って下りのバス停が無いんじゃないの?」……

長海に着き、このままバスに乗って下に降りられるか聞いたら
案の定、一つ下の五彩池まで下りのバス停は無いとのこと。
しかも昨日と違い、溢れるばかりの人人人…。
「行くか……」

仕方ないので人ごみと一緒に散策道を下っていく。
が、人が多いので前に進もうにも進めない。
途中の五彩池などちらっと見ただけで、そのままバス停へ急いで
やっとバスに乗ることが出来た。
そして诺日朗服务中心まで降りたときには
入り口に入ってから結局1時間経っていた。
はぁぁぁぁ、観光の時間無駄にしちゃった……。

さて気を取り直して、再びバスに乗換え「原始森林」へ。
途中、バスの中で準備しておいたパンや
诺日朗服务中心で購入したクラッカーなどを食べ
早めの昼食とする。

さて、遠回りになったもののやっと着いた原始森林。
原始森林(Primitive Forest)
九寨沟·黄龙5日游―九寨沟/日则沟区段―_c0090374_15595332.jpg

海抜3400mにある森。


散策コースが1km以上のほうと200mのほうとありましたが
迷わず200mのほうに行く。
この高度を考えると、私は間違いなくバテルから(爆)。

各観光スポットには周辺の案内図があり
次の観光スポットやバス停までの距離を示した看板等もあるので
その距離を見て、徒歩で行くかバスに乗るかを選択する。
体力がない人は、標高の高い場所ではとくに疲れやすいので
なるべくバスを利用したほうがよい。
体力があっても、徒歩中心だと足がだるくなる。

こういった森は日本だとまだときどき見かけるけど
中国、特に上海で暮らしているとなかなかお目にかかれないので
この際、思いっきり深呼吸をし、マイナスイオンを取り入れる。
そしてまたバスに乗り箭竹海まで。

途中、天鹅海(Swan Lake)を通り過ぎる。
ここを見るためには原始森林から散策道を通って行くしかないので
今回はパス。
(下からだと山道でしかもかなりの距離になる)

箭竹海(Arrow Bamboo Lake)
九寨沟·黄龙5日游―九寨沟/日则沟区段―_c0090374_161846.jpg

熊猫海(Panda Lake)
九寨沟·黄龙5日游―九寨沟/日则沟区段―_c0090374_1631172.jpg


姉妹海である二つの湖。
周りにはパンダの好物である箭竹がたくさん生えており
昔は周辺でパンダの足跡が見つかったこともある。

この当たりは徒歩で回った。
散策道の下には動物用の通路も確保されていて
周りにはきっと野生の動物が多く住んでいるのだろうと思われるが
GWの人だかりの中にはもちろん出てくることはないだろう。
パンダ海には裸鲤という魚もたくさんおり、崖に設けられた散策道から見ることが出来た。
もっともコイ科の魚らしいので、あまり美味しくはなさそうだけど。

途中、購入しておいたペットボトルの水を飲みきってしまう。
この辺は売店も無いし
水分不足は高山病の原因となる。
トイレはあり、全てに管理員がいるので
(ちなみにトイレは水洗ではなくエコトイレ。結構きれい)
管理員から、ミネラルウォーターを売ってもらった。
売店でもトイレの管理員からでも一本5元。
手持ちの水が無くなってしまった時は、尋ねてみるといい。
九寨溝ブランドの水も売っている。
(管理員は売店ほど水の在庫がないので売り切れに注意)

この後、五花海まで徒歩で回って写真を撮りたい旦那と
歩きつかれてバスに乗りたい子供と私で意見が分かれ
別行動。
熊猫海瀑布だけは見たいと思っていたが、
その上の部分の水がすっかり涸れていたので滝も水は無いだろうと判断。
私と子供は先にバスに乗って五花海へ。
パンダ海の滝は九寨溝で一番落差の大きい滝だったようだが、水が無いんじゃ仕方ない。
今の時期は水は地下を通って地上に現れないらしい。
夏になれば滝の姿を見ることが出来るのだろう。
ちなみに冬は凍るらしい。

五花海(Colorful Lake)
九寨沟·黄龙5日游―九寨沟/日则沟区段―_c0090374_1642612.jpg

九寨溝一の景観といわれる湖。
カルシウムの沈殿や藻の影響で水の色が黄、緑、青、藍など様々な色に見える。


徒歩で回っている旦那がなかなか来ないので私と小Lはゆっくりと散策。
桟橋の付近は水の中に木が沈んでいてその周りを魚がたくさん泳いでいた。
水の透明度が高いので、水の中がくっきりと見れる。
一番の観光スポットのためか観光客が大勢いた。
日本人ツアーの子供達が大量発生しているおたまじゃくしを手ですくっていたが
やっぱり子供はおたまじゃくし好き?
うちの子は、おたまじゃくしのアップ写真ばかりを撮っていた。

その後、徒歩で回った旦那と合流するが
やはり五花海に着くまでは、水が無くて、つまらなかったらしい。
乾期なので、この辺は仕方ないのかな。
五花海自体はバス停とは反対側の方も色々写真を撮ったらしいが…。

再びバスに乗り、珍珠灘へ。

珍珠滩(Pearl Shoal)
九寨沟·黄龙5日游―九寨沟/日则沟区段―_c0090374_16573.jpg

幅160m、面積9.5万平方mの浅瀬を水が流れる様子が、
真珠のようであるところから名前がついた。
その下には珍珠滩瀑布がある。


その後、再びバスに乗り諾日朗服務中心へ。
その後は前日見損ねた下半分の続きを見るために
バスでそのまま下に降りた。
by pake_93 | 2007-05-02 15:52 | 旅行記